金利について

元利均等返済

金融の世界の専門用語は経済を勉強していない人間にとっては全く理解出来ない外国語を話されているのと同じようなものですね。自動車ローンや住宅ローンなどの高額のローンを組む時にはしばしば「元利均等返済」や「元金均等返済」という言葉が登場してきます。

一文字違いで一見するとその違いは分かりませんが、実は全く性格の異なる返済方法になります。一般的なローンの場合は元金均等返済といって元金が減って行くにしたがって同じ金利なら金利分の返済額も連動して安くなるので毎月の返済額が次第に低くなっていくというシステムを採用しています。一方で元利均等返済というのは返済が完了するまで、毎月同じ金額を返済していくというシステムです。

リボ払いなどはこの元利均等返済の発展型ですね。支払いが進むにしたがって毎月の返済額の負担が軽くなる元金均等返済と完済まで一定の金額を支払い続ける元利均等返済、どちらが有利かといえば元金が減るにしたがって金利返済分も圧縮されて行く元金均等返済の方が返済総額は少なくなります。しかし、返済プランは元利均等返済の方が立てやすいという人もいるでしょう。

ローンやクレジット、あるいはキャッシングなどは不思議なもので、それまで支払ってきた金額までなら、ずっと返済し続けられるという錯覚を起こしやすいものです。したがって元金均等返済で月々の支払いが楽になると次は簡単に違う高額商品をローンで買いやすくなってしまうのです。

結果、多重債務の状態に陥りやすくなるというデメリットがあります。一方元利均等返済の場合、とりあえず自動車ローンの支払いが終わるまでは次のローンが組みにくい状態のため、多重債務にはなりにくいのです。

自動車に関するローンだけなら元金均等返済の方が有利かもしれませんが、生涯トータルの返済を考えると安易に次のローンが組めない元利均等返済の方が返済金額は少なくなるかもしれません。